女性のための薄毛専門美容室、毛髪診断士、『TELAS』角田です。
「最近、トップがぺたんとしてきた気がする」
「分け目が広がってきたかも...」

そんな不安を感じたことはありませんか?
女性の薄毛にはさまざまな原因がありますが、よく耳にする女性男性型脱毛症FAGAや女性型脱毛症(FPHL)という言葉。
実はこの2つ、少しだけ意味が違うんです。
今回は、女性の髪に寄り添う薄毛専門美容室TELASが、医療的な視点をもとにわかりやすくご説明します。

女性型脱毛症(FPHL:Female Pattern Hair Loss)とは
女性型脱毛症とは、女性に起こる「びまん性(広がるタイプ)の薄毛」を指します。
男性のように生え際が後退するのではなく、分け目や頭頂部が全体的に薄くなるのが特徴です。
原因はひとつではありません。
加齢
ホルモンバランスの変化(出産・更年期など)
栄養不足や睡眠不足
ストレスや生活リズムの乱れ
こうしたさまざまな要因が重なって、髪の成長が追いつかなくなってしまいます。
髪が細くなり、ハリやコシを失うことで、「ボリュームが出にくい」「分け目が広がって見える」と感じる方が多いのがこのタイプです。
FAGA(女性男性型脱毛症)とは

FAGAは、Female Androgenetic Alopeciaの略。
直訳すると「女性の男性型脱毛症」です。
女性の体内にも少量の男性ホルモン(アンドロゲン)は存在しています。
しかしホルモンバランスが乱れたり、体質的に毛根が敏感だったりすると、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が毛根に影響し、髪が細く・短くなりやすくなります。
結果として、髪全体が徐々にボリュームダウン。特に頭頂部中心に透けて見えるケースが多いです。
2つの違いを簡単にまとめると
女性型脱毛症(FPHL)
主な原因
加齢・ストレス・栄養・ホルモン変化など複合的
脱毛の範囲
頭頂部全体・分け目のびまん性脱毛
生え際
多くは保たれる
関係性
女性の薄毛全般の総称
FAGA
主な原因
男性ホルモン(DHT)の影響
脱毛の範囲
男性型に近く頭頂部中心にボリュームダウン
生え際
やや後退する場合もある
関係性
女性型脱毛症(FPHL) の中の男性ホルモン影響型タイプ
つまり、FAGAは「女性型脱毛症の中に含まれるタイプ」。
どちらも女性に起こる薄毛ですが、原因の中心に男性ホルモンがあるかどうかが違いです。
放っておかずに、できることから
女性の薄毛は、気づいたときに正しく対処することで十分に改善が見込める進行性の症状です。
まずは生活習慣の見直しから始めてみましょう。
今日からできる3つのケアポイント
☆栄養をしっかり摂る
タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンB群など、髪の原料となる栄養を意識的に。
☆ 睡眠の質を整える
成長ホルモンは夜10時〜2時に多く分泌されます。しっかり眠ることが髪の再生につながります。
☆ ストレスをためこまない
自律神経やホルモンの乱れは髪に直結します。
リラックスできる時間を意識してつくりましょう。
髪を守るために、一番大切なこと
FPHLやFAGAの症状が進行すると、「抜け毛の量が増える」「分け目が広がる」など、日常で気づけるサインが現れます。
でも、薄毛は恥ずかしいことではありません。髪の悩みは【体のサイン】のひとつです。
気づいた段階で、できるだけ早く専門の医療機関を受診するのがおすすめです。
早期発見・早期ケアが改善の鍵になります。
もし「病院はちょっと抵抗がある」「誰かに相談しづらい」
そんな方は、ぜひTELASへご相談ください。
私たちは、髪だけでなく心にも寄り添う『最初の相談窓口』として、
安心して話せる環境を大切にしています。

TELASからのメッセージ
女性の髪の悩みは、誰にでも起こりうること。
年齢でも、性格でもなく、ほんの少しの体の変化から始まります。
TELASは、髪のボリュームや質感の変化に悩むすべての女性が「また鏡を見るのが楽しみになる」ような時間を過ごせる場所でありたいと願っています。
髪を整えることは、自分を大切にすること。その一歩をTELASで踏み出してみませんか?