髪の毛でお悩みの女性のための薄毛専門美容室TELAS、毛髪診断士、角田です。
今回のコラムでは、「O字部分の薄毛」でお悩みの女性に向けて、カットとブローの視点から、ヘアデザインの考え方をお伝えします。
薄毛のお悩みはとても繊細で、
「誰かと比べたいわけではないけれど、どうしたらいいのかわからない」
そんなお気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。
このコラムは、
今まさにO字で悩んでいる方
ヘアスタイル選びに迷っている方
同じ悩みを持つご家族や知人がいる方
そして、
女性の薄毛カットが難しい、戸惑っている美容師の方
にとって、ひとつの"参考"になる内容を目指しています。

O字薄毛とは?女性ならではの悩み
O字薄毛とは、頭頂部〜つむじ周辺にかけて地肌が透けて見えやすくなる状態を指します。
女性の場合、進行がゆっくりであることが多く、
髪が細くなってきた
分け目が広がった気がする
ボリュームが出にくくなった
といった違和感から始まるケースが少なくありません。
特に上からの視線や、照明の頭皮への当たり方によってはとても目立ちやすく、
「後ろ姿が気になる」「人の視線が上に集まっている気がする」
そんな不安を感じる方も多くいらっしゃいます。
O字でお悩みの場合、ヘアデザインは「短め」がひとつの選択肢
まず前提としてお伝えしたいのは、
O字薄毛=必ずショートにしなければならない、
ということではありません。
ロングやミディアムのデザインも、工夫次第で成り立つ場合はあります。
ただし、薄毛専門美容室での実際の現場で多くの方を見てきた中で、O字でお悩みの方にとって、肩上ボブや短めのヘアデザインはメリットが多いと感じています。

TELAS的に長めのデザインのデメリットとして考えられること
髪の重さでトップが潰れやすい
デザインが崩れやすく、持ちが不安定
スタイリング剤を使わないと形を保ちにくい
地肌とのコントラストが強くなりやすい
「作れない」わけではありませんが、
日常の扱いやすさ・安定感という点では、負担が増えることもあります。
ショートヘアがO字のお悩みに向いている理由
ショートヘアの大きな特徴は、
"長さの差でカバーする"のではなく、"全体のバランスで見せる"こと。
O字部分だけを隠そうとすると、かえって不自然な動きや分かれ方が出てしまうことがあります。
そのためTELASでは、
「隠す」よりも
『目立ちにくい全体設計』を大切にしています。
カットの考え方 セイムレイヤーという選択
O字でお悩みの方におすすめしやすいのが、セイムレイヤーという考え方です。
セイムレイヤーとは、
トップの長さと他の部分の長さを大きく変えず、全体を近い長さで構成するデザインです。

ポイントは以下の通りです。
トップの長さを計算し、しっかり切り込む、長さや重さで逃げを作らない
他の部分と長さを揃える、もしくはほぼ同一にする
前髪は「目〜眉あたり」を目安に設定
分け目を固定しすぎない設計にする
こうすることで、
一部分に負担が集中せず、
自然にボリュームが分散しやすい形 になります。
ブローとスタイリングの考え方
ブローに関しても、難しいことをする必要はありません。
根元を軽く起こす
風の方向を固定しすぎない
ブローでボリュームをだそうとしない、セイムレイヤーカットなので、ナチュラルに乾かす
この3点を意識するだけでも、シルエットは大きく変わります。
スタイリング剤も、
「必須」ではなく
使うとしても少量で済む設計を目指します。
【画像について】
※掲載画像は、O字部分が分かる状態から、
ショート・セイムレイヤーで全体バランスを整えた一例です。
個人差があるため、あくまで参考としてご覧ください。

美容師の方へ
O字薄毛のカットで大切なのは、カット技術以上に設計の考え方です。
隠そうとしすぎない
長さを削ぎでごまかさない
長さで誤魔化さない
「どこを増やすか」ではなく、
「どこに負担をかけないか」という視点が、結果的にお客様の安心感につながります。
最後に
女性のO字薄毛のお悩みヘアデザインは、数字や理論だけでは語れない、とても個人的なものです。
このTELASコラムが、
「こういう考え方もあるんだ」
「少し気持ちが楽になった」
そんなきっかけになれば幸いです。
TELASでは、お一人おひとりの状態・お気持ちを大切にしながら、無理のない選択肢をご提案しています。
このコラムがO字薄毛で悩む女性にとってのひとつの参考になれば幸いです。
TELAS角田でした。最後までお読みいただきありがとうございました。