COLUMN
薄毛女性専門サロン TELASです。
皆さまは 「牽引性脱毛症」 という言葉をご存じでしょうか?
牽引性脱毛症とは、髪が長期間引っ張られる外的刺激によって毛根に負担がかかり、髪が抜けてしまう脱毛症のことです。
放置すると、その部分の髪が生えにくくなる場合もあります。
毎日きつく髪を結んでいる方、エクステを付けている方、ヘアアイロンをよく使用する方、同じ分け目を何年も続けている方などは特に注意が必要です。
自然脱毛ではなく、物理的な"引っ張り"によって抜けてしまうタイプの脱毛なので、
これが「毎日」「長時間」続くと...想像がつくかもしれません。
髪が引っ張られた状態は毛根に常に負担をかけ、頭皮が緊張して血行不良を起こしやすくなります。
その結果、抜け毛や薄毛を引き起こす原因となるのです。

■ 牽引性脱毛症になりやすいヘアスタイル・習慣
1. ポニーテール・高めのお団子ヘア
強く結ぶヘアスタイルは、頭皮や毛根に大きな負担がかかります。
特に耳上や生え際、剃りこみ部分は引っ張られやすく、その部分に脱毛が起こりやすくなります。
2. エクステ
エクステは編み込み・チップ・接着剤などで自毛に装着するため、どうしても毛根に負担がかかりやすいもの。
引っかかりやすく抜けてしまうケースもあります。
3. ヘアアイロン
ストレートアイロンもカールアイロンも、髪を引っ張りながら使うため毎日の使用は負担に。
さらに高温によるダメージも加わるため、抜け毛を助長してしまうことがあります。
4. 同じ分け目を長年続ける
同じ分け目をずっと続けると、
紫外線は細胞を破壊するほど強い刺激。
薄毛のご相談でも「分け目が気になって...」という方が多いのはそのためです。
5. ロング〜スーパーロングヘア
髪が長いとそれ自体の重さが毛根の負担になります。
さらに髪の遠心力で引っ張られやすく、
結んだ際には結び目に力が集中してしまうため抜け毛リスクも上昇。
また、髪が長いとバッグの肩紐に引っかかるなど、日常的な"引っ張り"も増えます。

■ 予防・改善策
1. 毎日同じヘアスタイルを避ける
仕事で結ばないといけない方もいらっしゃいますが、
できる範囲で負担を分散させることが大切です。
家に帰ったら早めにほどいて頭皮を休ませるなどの工夫を。
2. 分け目を変える
クセがついて難しい方もいますが、放置するとさらに負担が増えます。
分け目を変えるコツは
一度しっかり濡らしてから新しい位置で乾かすこと。
乾いた髪ではクセが戻ってしまいます。
3. 思い切って髪を切る
髪が長いと引っかかりやすく、毛根の負担が増えます。
スタイルチェンジは頭皮への負担を軽減するだけでなく、
ファッション・メイク・アクセサリーも変わり、新しい自分に出会えるきっかけにも。
4. 頭皮マッサージをする
髪をしっかり結んだ日は特に血流が悪くなりがち。
マッサージで血行を促してあげると効果的です。
また、頭皮は顔とつながっている"1枚の皮"。
頭皮が引っ張られ続け緩むと、顔のたるみにもつながるため、
頭皮ケアは美容面でもとても大切です。

■ 最後に
今回ご紹介したヘアスタイルや習慣が「悪い」というわけではありません。
しかし、毎日・長期間続けてしまうと牽引性脱毛症につながる可能性があります。
ぜひ、無理のない範囲でヘアスタイルを変えながら、
髪も頭皮も大切にしてあげてくださいね。
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